悩みのテーマ 反省のしかた・直すことと気にしないこと

Story

動くべき問題と、待てばよい問題を、課長が三つの問いで切り分けた話

商社 営業管理課長・40代後半 疲れ

商社の、営業管理課長、森田は、気になることが、あると、すぐ、動いた。

同僚の、機嫌が、悪ければ、声をかけた。

会議で、気まずい、空気が、あれば、翌日、謝りに、行った。

動くのは、悪いことでは、ない。

だが、動きすぎて、疲れていた。


先輩に、言われた。

「全部、動く必要は、ない。三つの、問いで、切り分けろ」

一つ目。今、動かないと、何が悪化するか。

二つ目。一か月後に、自然に、消えるか。

三つ目。自分が動いて、良くなるか。

森田は、三つの、問題で、試した。


一つ目。会議の、気まずい空気。

動かないと、悪化するか。

しない。

一か月後に、消えるか。

多分、消える。

動いて、良くなるか。

わざわざ謝ると、かえって、蒸し返す。

待つ。


二つ目。取引先への、報告漏れ。

動かないと、悪化するか。

する。信頼が、損なわれる。

一か月後に、消えるか。

消えない。

動くと、良くなるか。

良くなる。

すぐ、連絡した。


三つ目。同僚の、不機嫌。

動かないと、悪化するか。

しない。

本人の事情かも、しれない。

待つ。

二週間後、見直す日を、手帳に、書いた。


二週間後、同僚の、不機嫌は、治っていた。

繁忙期が、終わっただけだった。

森田は、手帳に、書いた。

感情の波は、待てる。

その下に、足した。

期限と信頼は、動く。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。

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