悩みのテーマ 不安・緊張・怒り・落ち込み・考えすぎ

Story

教育会社の課長が、「できません」を言えなくて、三つのステップを覚えた話

教育サービス会社 課長・40代前半 疲れ

教育サービス会社の、課長、小川は、頼まれると、断れなかった。

他部署からの、急ぎの、資料。

上司からの、追加の、調査。

後輩からの、相談。

全部、引き受けた。

残業は、月六十時間を、超えた。

本来の、仕事が、進まない。

部下の、竹下が、言った。

「課長、うちの、案件が、止まっています」


小川は、落ち込んだ。

帰りの、電車で、思った。

断ったら、嫌われる。

でも、全部、引き受けて、本来の、仕事が、遅れる。

どちらが、誠実なのか。

翌日、同期の、課長に、聞いた。

「どうやって、断っている」

同期は、言った。

「三つ。まず、礼を、言う。理由と、代案を、言う。条件を、つける」


その週、他部署から、依頼が、来た。

「明日までに、調査を、お願いできませんか」

小川は、言った。

「声をかけて、いただき、ありがとうございます。今週は、別の期限が、二つあり、明日は、難しいです。来週の、水曜なら、できます」

相手は、少し、考えてから、言った。

「水曜で、大丈夫です」

小川は、拍子抜けした。


上司からの、追加の、依頼にも、使った。

「この調査を、お受けするなら、今の、資料の、提出を、後ろに、回しても、よろしいですか」

上司は、考えた。

「そうだな。調査を、優先して、資料は、来週で」

小川は、優先順位を、上司に、選んでもらった。


手帳に、書いた。

断るのは、人格を、断ることでは、ない。

その下に、足した。

早く断るほうが、誠実だ。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。

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