銀行の支店長代理が、週二回の十分間で、階段が楽になった話
ジムは、三回で、やめた。十分だけなら、続いた。
読むStory
酒類卸の、課長、江口は、毎晩、取引先と、飲んでいた。
仕事の、一部だと、思っていた。
ただ、最近、朝が、つらい。
体重も、増えた。
健康診断では、肝臓の数値が、少し、高かった。
妻に、言われた。
「また、胃薬、飲んでいるの」
江口は、笑って、ごまかした。
ある日、本で、読んだ。
減らす型を、先に、決める。
江口は、手帳に、書いた。
平日は、週二回まで。一回、二杯まで。
月曜と、木曜は、休肝日。
最初の、飲み会で、先に、言った。
「今日は、一杯だけにします。後は、お茶で」
相手の、取引先は、驚いた。
「どうしました」
「少し、体を、整えたくて」
意外なことに、相手は、笑って、頷いた。
「実は、私も、減らしたくて」
その夜は、二人とも、烏龍茶で、仕事の話を、した。
酒の席より、話が、深かった。
二か月後。
体重は、三キロ、落ちた。
朝の、胃薬は、いらなくなった。
取引先との、関係は、変わらなかった。
江口は、手帳に、書いた。
付き合いは、量では、ない。時間の、質だ。
その下に、足した。
先に、宣言する。後から、断るより、楽だ。
この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。
Stories
疲れの話を先に並べています。
ジムは、三回で、やめた。十分だけなら、続いた。
読む緊張は、消さなくていい。最初の三十秒だけ、固めておけばよかった。
読む眠いのは、気が緩んでいるからではなかった。体のリズムだった。
読む痛みは、体の問題だと、思っていた。原因の半分は、机と椅子にあった。
読む忙しい、が理由だった。本当は、結果を、知るのが、怖かった。
読む送った言葉は、取り戻せない。置いた言葉は、直せる。
読む断れない人は、優しい人だった。だが、優しさだけでは、仕事が、回らなかった。
読む完璧に仕上げるほど、誰かの判断を、待たせていた。
読む悩みのテーマ