悩みのテーマ コールドリーディング・話術

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「やる気がない」と決めた課長が、ラベルを保留して、本人に聞いた話

メーカー 技術課長・40代後半 人間関係

メーカーの、技術課長、篠原は、部下の、西川に、ラベルを、貼っていた。

やる気が、ない。

会議で、発言しない。

質問も、しない。

篠原は、思った。

意欲が、低いのだ。

そのラベルを、通して、見ると、西川の、行動が、すべて、やる気のなさに、見えた。


先輩の、課長に、言われた。

「ラベルを、貼ると、その後の、見え方が、固定される。仮説として、持て」

篠原は、紙に、書き直した。

行動。会議で、発言しなかった。

状況。新しいメンバーが、多い。

仮説。今は、発言しにくいのかも、しれない。

確からしさは、低い。

見直す日。二週間後。


二週間、篠原は、観察した。

会議の、様子を、見た。

発言する、人は、いつも、決まった、数人だった。

新しいメンバーは、ほとんど、発言していない。

西川だけが、特別では、なかった。

篠原は、西川に、聞いた。

「会議で、発言しにくいことは、あるか」

西川は、少し、驚いて、答えた。

「実は、話の流れが、速くて、入り込めなくて」


篠原は、続けた。

「どんな状況だと、話しやすい」

西川は、考えた。

「事前に、議題を、もらえれば、考えを、まとめられます」

篠原は、頷いた。

「それなら、前日に、議題を、共有しよう」

次の、会議から、変えた。


三回目の、会議で、西川が、手を挙げた。

「別の案が、あります」

的確な、提案だった。

篠原は、驚いた。

意欲が、ないわけでは、なかった。

篠原は、手帳に、書いた。

行動と状況を、分ける。

その下に、足した。

ラベルは、貼らず、仮説にして、本人に聞く。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。

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