悩みのテーマ 中間管理職・板挟み 関連 愚痴・悪口の影響と付き合い方

Story

設備工事会社の課長が、部下の上司批判を、同意せずに受け取った話

設備工事会社 課長・40代後半 人間関係

設備工事会社の課長、浜田は、部下の、柏木に、呼び止められた。

「課長、少し、いいですか」

「どうした」

「部長のことなんですが」

柏木の、声は、小さかった。

「現場の話を、聞かなさすぎます。昨日の、工程変更も、前日に、決まって」

浜田は、内心、同じことを、思っていた。

「そうだよな」と、言いかけた。

その言葉を、飲み込んだ。


浜田は、一呼吸、置いた。

「そう感じているんだな」

柏木は、頷いた。

「具体的に、何が、あったのか、教えてもらえるか」

柏木は、話し始めた。

先週の、工程変更。前日に、決まって、職人の、手配が、間に合わなかった。お客様にも、迷惑を、かけた。

浜田は、メモを、取った。

「前日の変更は、困るな」

「そうなんです」

「どうなれば、仕事が、しやすくなる」


柏木は、少し、考えた。

「変更は、遅くとも、三日前に、決めてほしいです」

浜田は、頷いた。

「それは、要望として、部長に、伝えて、いいか」

柏木は、少し、驚いた。

「いいんですか」

「事実と、要望なら、伝えられる。君の名前を、出すか、出さないかは、決めよう」

柏木は、迷った。

「出さなくて、いいです。ただ、現場の声として」

「分かった」


翌日、浜田は、部長に、話した。

「工程の、変更ですが、現場から、要望が、あります。前日の変更は、職人の、手配と、お客様への連絡が、間に合いません。三日前までに、決めていただけないでしょうか」

部長は、少し、黙った。

「前日の変更は、確かに、無理が、あったかもしれない。検討しよう」

浜田は、柏木に、伝えた。

「部長に、伝えた。検討してもらえることに、なった」

柏木は、頭を、下げた。

「ありがとうございます」


その後、工程の、変更は、三日前までに、決まるように、なった。

浜田は、手帳に、書いた。

悪口には、同意しない。気持ちを、受け止める。

その下に、足した。

事実と、要望に、分ける。上に伝える条件は、本人と、決める。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。

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