悩みのテーマ 失敗から立ち直る

Story

三度目の失敗で、課長が「立ち直った記録」を、取り出した話

設備機器メーカー 営業課長・40代後半 やる気

設備機器メーカーの、営業課長、堀は、大口の、顧客への、見積もりを、誤った。

数字の、桁は、間違えなかった。

だが、条件の、漏れが、あった。

顧客から、指摘を、受けた時、堀は、血の気が、引いた。

その夜、堀は、ベッドで、思った。

自分は、また、やってしまった。

今度こそ、もう、立ち直れない。


翌日、堀は、引き出しを、開けた。

そこに、一枚の、紙が、あった。

二年前、堀は、一度、大きな失敗から、立ち直った。

その時、書いておいた、一枚だった。

失敗。見積もりの、誤りで、赤字を出した。

助けになったこと。先輩に、話した。再発防止を、一つ、決めた。

かかった時間。三週間。

今、思うこと。一人で、抱えなくて、よかった。


堀は、その紙を、読んだ。

二年前の、自分が、言っていた。

一人で、抱えなくて、よかった。

堀は、声に、出した。

「先輩に、話そう」

その日の、昼、先輩の、課長に、連絡した。

十五分、時間を、もらった。

事実から、話した。


先輩は、言った。

「再発防止は、一つ、決めたか」

「まだです」

「一つだけ、決めよう」

二人で、考えた。

見積もりの、提出前に、条件の、チェックリストを、別の人に、確認してもらう。

それだけ、決めた。

堀は、三日で、気持ちが、戻った。


その夜、堀は、新しい紙を、取り出した。

今回の、失敗を、一枚に、書いた。

助けになったこと。記録を、読み返した。先輩に、話した。

かかった時間。三日。

今、思うこと。前にも、立ち直れた。

手帳に、書いた。

立ち直った記録は、次の自分を、支える。

その下に、足した。

効いた方法を、また、使う。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。

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