悩みのテーマ 心理的安全性・積極的傾聴

Story

「つまり」で要約した課長が、聞き違いを、その場で見つけた話

設計事務所 設計課長・40代後半 人間関係

設計事務所の、設計課長、宮本は、部下の、相談を、聞いて、指示を、出した。

後日、部下の、成果物を、見て、驚いた。

自分が、期待していたものと、違った。

部下は、「課長の、指示通りに、しました」と、言った。

宮本は、自分の、聞き方に、問題が、あると、気づいた。

聞いたつもりで、聞き違えていた。


先輩に、相談した。

先輩は、言った。

「話の区切りで、要約して、確かめろ。三十秒で、いい」

宮本は、次の、相談で、試した。

部下の、清水が、話した。

「クライアントから、図面の変更の、依頼が、来ていて。ただ、予算も、変更になるかもしれなくて、どうすれば、いいか」

話が、一区切り、ついた。


宮本は、言った。

「つまり、図面変更の依頼が、来ていて、予算が、変わる可能性が、あるので、対応に、迷っている、ということですね」

ポイントを、二つに、絞った。

そして、聞いた。

「他に、補足は、ありますか」

清水は、少し、考えて、言った。

「実は、一番の、悩みは、納期なんです。変更に、時間がかかるので」

宮本は、驚いた。

聞き違えていた。

自分は、予算の話だと、受け取っていた。


「ありがとう。そこは、違いましたね」

宮本は、受け止めた。

「納期の、問題が、一番、大きいのですね」

「はい」

話は、そこから、深まった。

納期の調整案を、一緒に、検討した。

指示は、的確に、出せた。


後日、成果物は、期待通りに、なった。

宮本は、手帳に、書いた。

区切りで、要約する。

その下に、足した。

相手の言葉で、二、三点。補足を、聞く。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。

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