人材サービス会社の課長が、話し上手な応募者の、点数を、分けた話
話がうまい人は、全部が、できる人に、見えた。点数を、分けたら、見え方が、変わった。
読むStory
倉庫会社の、課長、岡本は、評価面談の、準備を、していた。
部下の、柴田の、欄を、開いた。
手が、止まった。
先月の、出荷ミス。
大手の、取引先に、違う商品を、送ってしまった。
岡本は、謝罪に、走った。
あの日の、疲れは、まだ、残っている。
評価は、低めに、しよう。
そう、思った。
そのとき、前の週に、読んだ、記事を、思い出した。
人は、思い出しやすいことを、よく起きることだと、感じる。
利用可能性バイアス。
岡本は、はっとした。
柴田の、半年を、覚えているか。
ミスの、一件だけが、浮かぶ。
他の月は、何も、浮かばない。
岡本は、机の、引き出しから、手帳を、出した。
毎週、金曜に、書いている、一行の、記録。
柴田の、欄を、読んだ。
四月。新人の、研修を、自主的に、受け持った。
五月。棚卸しの、手順書を、作り直した。
六月。出荷の、待ち時間を、二割、減らした。
七月、八月。大きな、問題なし。
九月。出荷ミス、一件。
岡本は、黙って、読み返した。
半年の、出荷件数は、四千件。
ミスは、一件。
しかも、ミスの、あとの、再発防止の、仕組みを、柴田が、作っていた。
岡本は、評価を、書き直した。
面談で、柴田に、言った。
「手順書の、見直しと、待ち時間の、短縮が、大きかった。ミスの、対策も、早かった」
柴田は、少し、驚いた顔で、頷いた。
「見てもらえていたんですね」
面談の、帰り、岡本は、手帳に、書いた。
評価は、記憶ではなく、記録で、する。
その下に、足した。
目立った、一件に、半年を、決めさせない。
この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。
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評価・給料の話を先に並べています。
話がうまい人は、全部が、できる人に、見えた。点数を、分けたら、見え方が、変わった。
読む全部が大事だった。だから、全部が、進まなかった。
読む「分かりました」の返事は、よく、聞いた。ずれは、半年後に、現れた。
読む営業は、売上を追った。工場は、稼働率を追った。会社の利益は、下がっていた。
読む数値化は、うまくいった。数字だけで、人を見るようになっていた。
読む店長の頑張りは、見えていた。どれだけできているかは、言えなかった。
読むほめているつもりだった。相手には、何も残っていなかった。
読むやわらかく言ったつもりが、半年、伝わっていなかった。
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